凸版印刷機
- テーピングワーク用
- 組込み型マーキング
- 自動マーキング
- 凸オフ印刷ヘッド
- ピン送りマーキング
- リール to リール
- 円筒印刷機
- カラーバー印刷機
- 精密凸直マーキング
- ナンバーリング印刷機
- 巻尺印刷機
- 特注塗工機(コーター)
当社は電子部品や、輸液バッグ、採血管、電線、巻尺等々の、工業製品に使うお客様の仕様に合わせた凸版方式の専用印刷機を製作してきました。
工業製品用途の凸版印刷の汎用機は無いので、用途に応じて設計・製作します。
凸版印刷機はアニメーションのように、ゴム、樹脂、金属の凸版を使って印刷する方式で、電子部品を始めとする工業製品用で高速を要求される印刷に適しています。
凸版印刷機にはオフセット方式と直刷方式の2種類があり、用途によって使い分けます。
特長:
- 平面・曲面・立体物への印刷や、単色・多色印刷など、応用範囲が広い
- 高速
- 版代が安価

電子部品用マーキングマシン
当社は1969年に凸版印刷方式の電子部品業界向けマーキングマシン(捺印機)1号機を出荷しました。
テレビを始めとする家電製品の普及を機に、電子部品の種類や数量も飛躍的に増大しました。
当社は1970年に発表されたUVインクをいち早く工業用途に取り入れ、電子部品の生産性向上に大きく評価されました。
その後、軽薄短小化する電子部品に合わせた特注機を数十種類以上作り続けてきました。
上記のアニメーションのような動作で、多少凹凸のある電子部品へも、きれいにマーキングできる単純な装置です。

NPT-115シリーズ(テーピングワーク用)
インク練ローラー3本と、転写ローラー1本だけの単純な装置が、NPTの電子部品用マーキングマシンの原点です。NPT-115とNPT-453 UV1kwの組合わせで、日本中の電子部品メーカーで使われてきました。
本機はゴム製のインクローラー2本、金属製スイングローラー、ゴム製の転写ローラー、マグネットバー付版台及びワーク台で構成されています。印刷方式は凸版オフセット方式で、主にスチールベース付の樹脂凸版を使用します。
- インクをローラー①に少量つけると
- スイングローラー②と着肉ローラー③で良く練られます。
- 着肉ローラー③から④の版台上の樹脂凸版に付いたインクは、転写ローラー⑤に転移します。
- ⑤のインクの転移した部分は、位置決めカムにより、ワーク台⑥の被印刷物の上で停止しますので、
- ワークを⑥の上に載せ、スイッチを押すと版台が上昇し、マーキングされます。

| ワーク寸法 | 300mm、600mm |
|---|---|
| 処理能力 | 1,000 shot/hr |
NPT-119 組込み型マーキングマシン
NPT-119の構造はNPT-115と同様で、お客様の設計した生産ラインに組み込めるタイプのマーキング機です。
NPT-457 UV照射機とセットで組込むことにより、全自動ラインにすることができます。
| ワーク寸法 | 300~600mm |
|---|---|
| 処理能力 | ライン速度次第 |
NPT-176 リードフレーム付部品自動マーキングマシン
NPT-119とNPT-457を組み込んだ自動マーキング装置です。
300~600mm幅のテーピングされたワーク、又はリードフレームタイプの電子部品の供給 → 印刷 → UV乾燥 → 収納を自動で行う装置です。
| ワーク寸法 | 300~600mm |
|---|---|
| 処理能力 | 1,200~2,400 shot/hr |
ゴムローラーをワークに押し付けて印刷するので、ワークに多少の凹凸があっても鮮明にマーキングされます。
NPT-171 凸オフ印刷ヘッド
NPT-171は印字(マーキング)面積の小さな部品に使用する凸オフヘッドです。凸版オフセット方式の特長を活かした2色、4色ヘッドもあります。
連続搬送ライン、間欠搬送ラインにNPT-457を組合わせて組込めば、全自動ラインにすることができます。
このヘッドは上面印刷、側面印刷、下面印刷など、被印刷物に合わせて設置方向を自由に選べる便利なマーキングヘッドです。
| 転写(印刷)ローラー幅 | 20~80mm |
|---|---|
| 処理能力 | 600~2,400 shot/hr |
リレー部品のようなケース型部品に、型式や、ロット番号、ロゴマークを印刷するのに使われます。
ヘッドの設置方向は自由なので、1台の機械でワークの上面、両側面の3面に印刷することもできます。
2色~4色ヘッドは一度に2色~4色の表示の印刷ができます。
アニロックス式ヘッドは、ローラーの本数が少ないので、メンテナンスや色交換が容易な方式です。
NPT-170 ピン送りマーキングマシン
NPT-170は、NPT-171をワーク搬送ラインに組込んだ高速マーキング装置です。
ケース型ワークの上・側面の両面同時印刷など、NPT-171の組込み方により自在に使いこなせます。
アニメーションのように連続で送られてくるワークに高速でマーキング出来ます。

| ワーク寸法 | 任意 |
|---|---|
| 処理能力 | 1,200~3,600ヶ/hr |
電子部品の捺印面には色々な素材が使われています。UVインクの強度をあげるため、印刷前にはコロナ処理をして表面改質をしたり、UV硬化前にプレヒートを行い密着性をあげたりします。
NPT-178 リール to リール マーキングマシン
NPT-119とNPT-457を組み込んだ、長尺テーピングワーク用のリールtoリール式マーキング装置です。
テーピングされたワークは間欠送りされ、一定長さずつ印刷されます。
| ワーク寸法 | 仕様に合わせて設計 |
|---|---|
| 処理能力 | 仕様に合わせて設計 |
当社は、リール to リール搬送装置にIJP(インクジェット)、水無しタコ、スクリーン印刷など、最も仕様に合った捺印ヘッドを組込むことができます。
凸オフ式 円筒印刷機
凸版オフセット方式の円筒用の印刷装置です。
| ワーク寸法 | 仕様に合わせて設計 |
|---|---|
| 処理能力 | 仕様に合わせて設計 |
インク供給ユニットは、アニロックスロールを使用し、常時均一なインクを供給します。アニロックスロール・紙ロール、一般ロール、転写ロールのシンプルな組合せのメンテナンスフリーの印刷機です。
アニロックスロールを色数分だけ用意しておけば、刷り色の変更も簡単にできます。
UVインクを使用しているので、小スペースで全自動化が出来ます。
凸オフ式 カラーバー印刷機
本装置はゴムローラーの弾力性を利用して、細いファイバーの外周360度へカラーバーを印刷する装置です。
| ワーク寸法 | 仕様に合わせて設計 |
|---|---|
| 処理能力 | 仕様に合わせて設計 |
構造は動画のように黄・赤・青のローラー(6本)で構成され、3色の組合せと桁数を任意に設定できるバリアブル印刷機です。
UVインクを使用しているので、メンテナンスをほとんど必要としない扱いやすいコンパクトな装置です。
当社は、このような特殊オーダーの印刷機を設計・製作します。
UVインクを使っているので、前工程から送られてきた電線に樹脂凸版を使い、高精細な印刷がオフセット印刷で高速処理できます。
凸版直刷印刷
NPT-174 精密凸直マーキングマシン
凸版直刷印刷方式は、凸版(樹脂凸版、ゴム凸版)を、アニメーションのように、直接被印刷物に押し付けてマーキングする方式の印刷ヘッドです。
凸オフヘッドでは印刷の出来ない場所(垂直に凹んでいる場所の底面)に印刷できることと、版から直接印刷するので、凸オフよりも鮮明な印刷ができるなどの特長があります。
治具に整列されたチップ部品(400~500ヶ)を樹脂凸版で一度にマーキングできる凸直印刷機。タコ(パッド)印刷よりも更に小さな部品にも鮮明なマーキングが可能です。

| ワーク寸法 | 任意 |
|---|---|
| 処理能力 | 600 shot/hr |
チップ部品にはパッド印刷方式でも印刷が可能ですが、シリコンパッドの粘着力で部品の治具からの脱落を防ぐためマスクが必要になります。
凸版印刷方式はマスクが印刷面積に影響されにくいので、2.0×1.25mmのような部品にもマーキング出来ます。
NPT-174は、NPT-171と同様に印刷方向も上面・側面・下面印刷も自由にできます。
ナンバーリング印刷機
当社は、高速で連続番号を印刷するナンバーリング機や、欠番が発生した場合の補刷機も仕様に合わせて製作します。
ナンバーリングも機械式のものと電子制御式もあるので、登録した番号を高速で印字することができます。
巻尺印刷機
当社は、過去に凸版直印方式で印刷する巻尺印刷機を製作しました。
5.5m用の短尺印刷機と、ナンバーリングを組込んだ50m用の長尺印刷機の2種類があります。
現在はUV/IJP(インクジェット)方式の巻尺印刷機を開発中です。
| 印刷速度 | 20m/min |
|---|
樹脂凸版で直接スチール、または布製、樹脂製の巻尺に目盛り(黒・赤)を印刷する巻尺専用印刷機です。
特注UV塗工機(UVコーター)
UV樹脂は印刷インクや、接着剤等の用途として広く使われていますが、当社では、UV樹脂の持っている機能を活かした特注コーターを、お客様のニーズに合わせ設計・製作します。

スプレー塗装に替わる成型品への部分塗装
塗装面は平らでなく複雑な形状をした成形品ですが、簡単なマスクを置き、太い転写ローラーに圧力をかけながら回転させ、必要な箇所だけにインクを塗布します。
この方法にする前は精密なマスクをワークにセットし、スプレー塗装→熱乾燥で仕上げていました。スプレー塗装の場合は、70~80%の塗料は無駄になり、溶剤による環境への問題もありました。UVインクとローラー印刷の組合せにしたことにより、塗料の大幅削減、環境の改善、省スペース、省電力、生産速度向上により、大変喜ばれました。
ブレーキドラムへの防錆コート
自動車のディスクブレーキに防錆目的で透明や黒のUV樹脂を塗る装置です。寸法や形状の違うディスクブレーキをセンサーで検知して2本のローラーで回転させながら塗工し、UVランプで乾燥させます。
タイヤホイールの軽量化や、デザインがお洒落になったため、今までは目にふれる事が無かったディスクブレーキが、見えるようになってきました。新車の商品価値を損なわないための防錆処理装置です。
粘着テープ端面塗工機
セロテープの端面に透明UVインクをローラーでコート(塗布)する装置です。端面コートをしなかった時代のセロテープは、夏場になると糊がテープの間から滲み出してきて手にくっついたり、タケノコ状に変形してしまいました。
また、テープどうしがくっついてしまうのを防ぐため、テープとテープの間に層間紙(合紙)を入れて出荷しなければなりませんでした。
UVコートをすることにより、これらの不具合を解消でき、コストダウンと商品イメージが向上しました。均一に薄く塗布するため、何本ものローラーでインクを練る構造になっています。
工業用の粘着テープや両面テープは糊の量が多い上、テープの直径も大きいので、印刷・UV乾燥 → 反転 → 印刷・UV乾燥の構造になっています。
インクの使用量も大きいので、インク補給にはチューブポンプを使います。