オフセット印刷機
当社のオフセット印刷機は、紙やフィルムに印刷する一般的なオフセット印刷機ではなく、光ディスク、プラスティックカード、成型品などの工業製品にカラフルな印刷ができるフラットベット式オフセット印刷機です。
版材には東レ水無し平版を、インクはUVインクを使う環境に優しいエコ印刷機で、3,600枚/時以上の高速印刷が可能です。
オフセット印刷は、高精細なグラフィック印刷に適した印刷方式です。
特長:
- 紙以外のメディアにも高精細なグラフィック印刷が可能
- ピンバー、IPC使用
- 小ロット多品種印刷に適している

工業製品用オフセット印刷機
CDL-PRO4シリーズ
このシリーズは光ディスク(CD、DVD、BD)の盤面(レーベル)印刷機として当社が開発した装置です。
印刷能力は1時間2,400枚、3,600枚、4,800枚の3種類があります。

| ワーク寸法 | φ120mm | |
|---|---|---|
| 処理能力 | H7 | 2,400枚/hr |
| H11 | 3,600枚/hr | |
| 4,800 | 4,800枚/hr | |
| 印刷精度 | ±5/100mm | |
| 印刷検査機 | オプション | |
CDL-PRO4シリーズは、光ディスク以外のメディアにも使える機構になっています。
ブラックライトインクの印刷
375nmのブラックライトに反応するインクでCD/DVDの盤面にオフセット印刷をしました。
通常の白色光では盤面に何が印刷されているか見えませんが、ブラックライトを照射することでイメージ(インク)が浮かび上がってきます。
当社は新しい技術、新しい材料を積極的に取り入れた装置を設計・製作しています。
CDL-PRO4の性能と特長
オフセット印刷機を使う上での難しさは、見当合わせの手間とインク供給量のコントロールです。
良品の刷り出しまでの時間と、試し刷り用のヤレが多くなると、コストUPになってしまいます。
CDL-PRO4には、印刷のプロでなくても短時間に高画質の印刷ができるための色々な機能がついています。
水無し平版
水無し平版はシリコン層がインクをはじくという機能を利用した版材です。
インク粘度が下がるとシリコン層にもインクが付着してしまい、印刷物がヤレになってしまいます。
地汚れを防ぐため水無し平版をセットする版定盤には、冷却水を循環させています。
CDL-PRO4で使っている版材は、親油層とシリコン層で形成されている水無し平版を使用しています。
上記アニメーションのように、インクローラー(着肉ローラー)を、水無し平版上を転がすと、シリコン層の無い部分にだけインクが着きます。そのインクをブランケットローラーへ転移させ、ブランケットからワークへ印刷します。
フィルムを使用しないで刷版が出来るCTP(Computer to Plate)版もあります。
版のワンタッチと見当合わせ"0"(ゼロ)
当社の特許になっている技術で、1枚の版に黒(B)、藍(C)、赤(M)、黄(Y)のパターンが写真のように構成されています。
版を下に向けて露光するため、フィルムの配置と出来上がった版では、左右が反対になります。
製版段階で正確に焼付けられた版は、パンチ穴を印刷機のピンバーに差し込むだけで ±5/100mmの精度で見当合わせされる当社だけの技術です。
IPC(インクコントロール)
CTPまたはスキャナーで数値化されたB・C・M・Yのインク使用量を、インクコントローラーによってダクターローラーを作動させます。
1インチ(25.4mm)幅に分割されたダクターローラーが個別に動作して数値化されたインク必要量をインク壺から練りローラーへ供給します。
この動作により原稿通りの色調のグラフィック印刷が連続して行なわれます。
Wet on Wet印刷
CDL-PRO4はUVインクで黒(B)→藍(C)→赤(M)→黄(Y)の順番で印刷しますが、色毎にUV乾燥をせずWet on Wetで印刷し、最後にUV硬化させます。
光ディスクのように吸湿性の無いメディアには、インクが吸い込まれないので、Wet on Wet印刷をしてブランケットで何回も印圧をかけることにより、インクが潰され、濃度があり艶のある高画質な印刷に仕上がります。
当社は成型品へのオフセット印刷機を1989年に開発し、特許を取得しました。
その後、IPC(インク供給コントローラー)、刻印・印刷・傷検査機を装備した全自動機となりました。
また、当社は新しいニーズに合わせた世の中に存在しない印刷機を開発することを得意としています。
オフセット印刷機に限らず、新しい仕様の印刷機について、お問合せ・御相談下さい。